株式会社キャステク

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  鋳物いもの)をもっと知ろう

鋳物のはじまりと日本への渡来

東大寺の大仏
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鋳造の歴史がはじまったのは、今から5600年以上も前のこと。世界最古の文明が発祥したメソポタミアから誕生した技術といわれています。その後は流通の発展により、中国から朝鮮半島に広がり、日本には約2300年前の弥生時代に、青銅器や鉄器が渡来したとされています。

奈良時代(約1300年前)になると銅の生産が盛んになり、特に仏像や梵鐘などの宗教的な青銅器が多く製造されるようになりました。その頃に造営された東大寺の大仏は、当時の鋳造技術の粋を凝縮した大作と言われています。

そんな歴史を知っていると、大仏や仏像、梵鐘に対する興味が深まることでしょう。

鋳物は産業発展の源なり

南部鉄器
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私たちの身の周りは鋳物であふれていること、意識したことございますか。”鋳物なしでは生活は成り立たない””といっても過言ではないくらいなのです。

例えば台所では水道の蛇口、鉄製のフライパン、すき焼き鍋、ジンギスカン鍋、鉄瓶等々... 南部鉄器はあまりにも有名ですよね。

街中も鋳物で溢れています。マンホールや消火栓、郵便ポストもそうです。自動車のエンジン、タイヤホイール等々、枚挙にいとまがありません。

まさに”鋳造は産業発展の源なり”です。

いつもの散歩も、鋳物発見をしながらだと楽しみが増えるかもしれませんね。